命の砂時計
今日は父が入院している病院に行く日。
朝、ベランダを見ると今まで鳴き声は聞こえていたけど姿は見せずの、雀のツガイが目の前に表れました。
ちらっと姿を見た事がありましたが、スマホで写真を撮れる位、佇んでいた事は初めて。
しかも建物は外壁塗装でフルカバーされていて、僅かな隙間から来てくれたようです。
お父さん、がんばれーって、
応援しに来てくれたのかな？
私、気付いたんです。
人には命の砂時計があって、ありがとうございますを言うと、落ちるスピードがゆっくりになる事を。
今、１日に1時間言い続けています。
お父さんの病気が治りました、ありがとうございますと。
あと、入院中のトイレ掃除を行く度に始めました。願かけです。
その甲斐あって、本当はコロナで面会は出来なく、怖い顔で看護師さんに追い返されていたのですが、特別に良いわよ、短い時間ならと会わせてもらう事が出来ました。
今日は友達が父の為に神社で買ってきてくれた御守りを手に握りしめてもらい、その後に枕の下に忍ばせてきました。
もう、砂時計の残りは確実に少なく、
全てが下に落ちてしまいます。
でも私は諦めたくないので言い続けます。
お父さんの病気が治りました、ありがとうございますと。
有機ミルワームの会
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